異常気象でアマゾン川が・・・

アマゾン水位、過去最高に　ブラジル、異常な干ばつも　日経新聞


今日は、アマゾン川のニュースです！

みんな、アマゾン川って聞いたことある？
南アメリカのブラジルをあたりを流れる、世界一大きな川。
支流がたくさんあって、「アマゾン川」というのは、その総称。


川の広さ、流域面積は、だんとつの一位。

その面積は、日本の面積の１８倍。
オーストラリア大陸の面積、７６１万９千平方キロメートルに迫る勢いだ！

１位　アマゾン川　７０５万平方キロメートル
２位　コンゴ川　　３６８万平方キロメートル
３位　ミシシッピ川　３２５万平方キロメートル


長さはナイル川に負けるけど、それでも２位。

１位　ナイル川　　６，６５０キロメートル
２位　アマゾン川　６，４００キロメートル
３位　長江　　　　６，３００キロメートル


アマゾン川の流域には、ジャングルや大湿原などがいっぱい。
地下水もたくさんあって、それらを含めた水の量は、なんと世界のすべての川の３分の２にあたる。

川の出口、河口も広い。
広すぎて、どこからどこまでが河口なのかよくわからない。
だいたい、３００キロメートル～５００キロメートル。
東京から名古屋か大阪までの距離と一緒。

河口にうかんでいる島、中洲もでかい。
マラジョ島という中洲は、九州と同じくらいの広さ。


なんとも巨大なアマゾン川。
その上流で雨がたくさん降って、川の水位が上がってきた。
そして、この日、史上最高記録を更新したんだって。


上流では雨がたくさん降っているのに、北東の方では雨が降らず、干ばつが発生。
過去５０年間で、最悪の干ばつだって。

お天気が異常なこの状態。
地球温暖化の影響じゃないかといわれている。


さて、アマゾン川の水位が増えて、周りの街はいったいどうなっているんだろう？

マナウスという川沿いの街では、市街地の一部が浸水して、みんな避難しているんだって。

一方で、バイア州というところでは干ばつがひどく、水の取り合いで死者もでているらしい。


自然というのは、なかなか人間の思う通りにはなってくれないね。
温暖化の影響で、これから地球がどうなっていくのか？
ちょっと、心配。


写真はアマゾン川の河口。ウィキペディアより。