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2016年02月26日 06:00 学び~理科
アインシュタインの宿題~相対性理論ってなにもの?
みんな、アインシュタインって知ってるよね。
世界的に有名な、物理学者だよ。
相対性理論(そうたいせいりろん)と呼ばれるものを考え出したんだ。
相対性理論というと、とても難しい感じがするけど、その通り、とても難しい。
でも、この相対性理論によってわかったことは、けっこう面白い。
今日は、その一部を、かんたんに紹介するね。
まずは、「光より速いものはない」ということ。
相対性理論によると、スピードがあがると、そのものは重くなるんだって。
つまり、走っているものは、止まっている時よりも重いということ。
そして、スピードをあげるたびに、どんどん重くなる。
光のスピードに近づこうと思ったら・・・重すぎて、とてもじゃないけどそんなスピードで走れない。
だから、人間には、光よりも速いものを作ることができない。
この理論によれば、みんなも、立っている時よりも走っている時の方が、体重が重いはず。
でも、ほんのほんのほんのちょっとのことなので、測ることはできないよ。
次に、「スピードを出して動いているものは、長さがちぢんで見える」ということ。
たとえば、みんなの目の前を、車が走り抜けたとしよう。
みんなが見ている「走っている車」は、「止まっている車」よりも、ちぢんで見えているはずだ。
だけど、ちぢむ長さは、ほんのほんのほんのちょっとなので、目でたしかめることはできないんだ。
これは、人間も一緒。
止まって立っている時よりも、走っている時のほうが、ちぢんで見える。
すごいスピードで走ると、スマートに見えるってことだね。
太り気味でそれが気になっている子は、すごいスピードで走ってみよう。
光に近いスピードになれば、けっこうスマートに見えるはず・・・って、そんなことできるわけがないよね。
次は、「重いものの周りでは、時間の流れがゆっくりになる」ということ。
宇宙にあるブラックホール。
大きさは小さい(小さいというよりも、ほぼ無いにひとしい)けれど、その重さははんぱではない。
ブラックホールのようにとても重たいものがよこにあると、そこでは時間がゆっくり流れる。
ぎゃくに言うと、重たいものから遠い場所では、時間は早く流れるということになる。
高い高い空の上。
地球の周りをくるくる回っている、人工衛星(じんこうえいせい)。
みんなのいる地上よりも、重たい地球からはなれている。
人工衛星では、地上にくらべて、時間が早く流れてしまう。
だから、ちょくちょく時計の時間を、地上の時間に合わせているんだ。
みんなも、横に重たいものを置いてみよう。
すると、時間がゆっくりになるはずだ。
でも、ゆっくりになるのは、ほんのほんのほんのちょっとのことなので、それを感じ取ることはできないよ。
さいごに、「重たいものがあると、空間がゆがむ」ということ。
ブラックホールのように、とてつもなく重たいものがあると、その周りの空間は、ぐにゃっとゆがむ。
空間がゆがむので、そこを通り抜けようとするものもゆがんでしまう。
もしも、みんながブラックホールの横を走り抜けようとすると・・・
みんなの体は、ぐにゃってゆがんじゃう。
光でさえも、ゆがんじゃう。
むずかしいけど、なんか面白そうな相対性理論。
そんな相対性理論をあみだしたアインシュタインが、100年前に「これ、あるはずだよ!」と予言したものがある。
予言はしたけど、じっさいにそれを見ることがむずかしい。
この100年間、それを見た人はだれもいなかった。
そして、ついに。
この2月、アメリカの研究チームが、それを見ることに、成功したらしい。
『重力波 未知の窓開く』 朝日新聞
重力波(じゅうりょくは)だって。
いったい、何もの?
まずは、名まえから、想像してみてね。
続きは、次回。
写真は、ウィキペディアより。
重たい地球が周りの空間をゆがめている。
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⇒コース/料金
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⇒レッスンの様子はこちら
世界的に有名な、物理学者だよ。
相対性理論(そうたいせいりろん)と呼ばれるものを考え出したんだ。
相対性理論というと、とても難しい感じがするけど、その通り、とても難しい。
でも、この相対性理論によってわかったことは、けっこう面白い。
今日は、その一部を、かんたんに紹介するね。
まずは、「光より速いものはない」ということ。
相対性理論によると、スピードがあがると、そのものは重くなるんだって。
つまり、走っているものは、止まっている時よりも重いということ。
そして、スピードをあげるたびに、どんどん重くなる。
光のスピードに近づこうと思ったら・・・重すぎて、とてもじゃないけどそんなスピードで走れない。
だから、人間には、光よりも速いものを作ることができない。
この理論によれば、みんなも、立っている時よりも走っている時の方が、体重が重いはず。
でも、ほんのほんのほんのちょっとのことなので、測ることはできないよ。
次に、「スピードを出して動いているものは、長さがちぢんで見える」ということ。
たとえば、みんなの目の前を、車が走り抜けたとしよう。
みんなが見ている「走っている車」は、「止まっている車」よりも、ちぢんで見えているはずだ。
だけど、ちぢむ長さは、ほんのほんのほんのちょっとなので、目でたしかめることはできないんだ。
これは、人間も一緒。
止まって立っている時よりも、走っている時のほうが、ちぢんで見える。
すごいスピードで走ると、スマートに見えるってことだね。
太り気味でそれが気になっている子は、すごいスピードで走ってみよう。
光に近いスピードになれば、けっこうスマートに見えるはず・・・って、そんなことできるわけがないよね。
次は、「重いものの周りでは、時間の流れがゆっくりになる」ということ。
宇宙にあるブラックホール。
大きさは小さい(小さいというよりも、ほぼ無いにひとしい)けれど、その重さははんぱではない。
ブラックホールのようにとても重たいものがよこにあると、そこでは時間がゆっくり流れる。
ぎゃくに言うと、重たいものから遠い場所では、時間は早く流れるということになる。
高い高い空の上。
地球の周りをくるくる回っている、人工衛星(じんこうえいせい)。
みんなのいる地上よりも、重たい地球からはなれている。
人工衛星では、地上にくらべて、時間が早く流れてしまう。
だから、ちょくちょく時計の時間を、地上の時間に合わせているんだ。
みんなも、横に重たいものを置いてみよう。
すると、時間がゆっくりになるはずだ。
でも、ゆっくりになるのは、ほんのほんのほんのちょっとのことなので、それを感じ取ることはできないよ。
さいごに、「重たいものがあると、空間がゆがむ」ということ。
ブラックホールのように、とてつもなく重たいものがあると、その周りの空間は、ぐにゃっとゆがむ。
空間がゆがむので、そこを通り抜けようとするものもゆがんでしまう。
もしも、みんながブラックホールの横を走り抜けようとすると・・・
みんなの体は、ぐにゃってゆがんじゃう。
光でさえも、ゆがんじゃう。
むずかしいけど、なんか面白そうな相対性理論。
そんな相対性理論をあみだしたアインシュタインが、100年前に「これ、あるはずだよ!」と予言したものがある。
予言はしたけど、じっさいにそれを見ることがむずかしい。
この100年間、それを見た人はだれもいなかった。
そして、ついに。
この2月、アメリカの研究チームが、それを見ることに、成功したらしい。
『重力波 未知の窓開く』 朝日新聞
重力波(じゅうりょくは)だって。
いったい、何もの?
まずは、名まえから、想像してみてね。
続きは、次回。
写真は、ウィキペディアより。
重たい地球が周りの空間をゆがめている。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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